『Football Manager』シリーズ史上初となる女子サッカーがついに『FM26』に登場します。今回はその目玉コンテンツとしてBarclays女子スーパーリーグ(WSL) が正式ライセンス付きで収録。女子サッカーの世界に足を踏み入れ、歴史を動かす新たな挑戦があなたを待っています。
WSLは、イングランド女子サッカーの頂点に位置する国内リーグ。プレイの質と情熱、その両方が高次元でぶつかり合う舞台で、欧州制覇を2度成し遂げたイングランド女子代表のスター選手たちも、このリーグから輩出されてきました。長年にわたるライバル関係、最後まで目が離せない白熱した試合展開、そして女子サッカー屈指の熱量を誇るファンベースが存在することでも有名です。
さらにリーグ拡張や投資拡大も予定されており、WSLは今まさに注目度・競争力ともに最高潮を迎えているといって過言ではありません。ここからは、WSLならではの特徴を見ていきましょう。
リーグ戦形式
WSLは12クラブによるホーム&アウェイの総当たり戦(全22試合) で構成されており、シーズンは9月から翌年5月まで開催されます。リーグ優勝したチームは、翌シーズンのUEFA女子チャンピオンズリーグのグループステージへの出場権を獲得します。2位と3位のチームは、予選を勝ち抜くことで欧州の強豪たちとの舞台に挑むことになります。
また、2026-27シーズンからは、WSLが12クラブ制から14クラブ制へ拡張される予定です。今季終了後にはWSL2の上位2クラブが自動昇格します。さらに、WSL最下位クラブとWSL2の3位クラブによるプレーオフも実施され、リーグ間の入れ替わりがより活発になります。

チーム編成
各クラブが登録できる選手は最大25名ですが、チームには最低8名のホームグロウン選手を含める必要があります。ホームグロウン選手とは、21歳の誕生日を迎える前に、イングランドのクラブに3シーズンまたは36か月以上登録されていた選手を指します。また、期限付移籍選手(翌年1月の移籍市場まで継続するレンタルに限る)は最大6名まで登録可能です。
WSLは、世界トップクラスの海外選手を引きつけるだけの魅力を備えたリーグです。サラリーキャップが設けられていないため、スター選手の獲得において監督は大きな裁量を得られます。そうしたビッグネームの補強とホームグロウン選手の育成。そのバランスをどう取るかが、長期的な成功の鍵となります。

移籍と契約
夏の移籍市場は7月に始まり、9月中旬まで。多くのリーグと共通するスケジュールで進行します。これに加えて1月には冬の移籍市場が設けられており、シーズン途中での戦力補強や方針転換を行うことも可能です。
これまでWSLでは、強い男子チームを持つビッグクラブが、その資金力と影響力を活かして女子チームでも注目度の高い選手を獲得してきました。しかし近年、より厳格な財務管理制度が導入され、オーナーがクラブに投資できる金額に制限が設けられるようになりました。女子チームへの支出は、女子チームの収益の最大80%に制限され、オーナーからの拠出にも上限が設けられる形となりました。この新ルールにより、独立系クラブであるロンドン・シティ・ライオネスにとっても、競争の土俵がより公平なものとなりました。
こうした変化は、特に中小規模のクラブにとって新たなチャンスをもたらします。ビッグクラブが記録的な補強に動く一方で、ほかのクラブは育成を軸に効率的な補強を積み重ねることで、自分たちの強みをリーグの中で発揮できるようになります。

『FM26』でWSLを攻略するためのアドバイス
- ホームグロウン選手の発掘と育成:台頭しつつある選手をいち早く見極めることが、成功への近道です。将来を見据えた育成プランを整え、ワンダーキッドを育て上げましょう。
- 臨機応変な戦術の確立:WSLには多彩な戦術と高い完成度を持つチームが揃っています。状況に応じて戦い方を調整し、柔軟に対応していく姿勢が重要です。
- 移籍市場の活用:移籍市場で選手を獲得または放出してチームの戦力を整えつつ、選手育成を効率的に進めましょう。
おすすめのクラブ
WSLの仕組みや特徴を把握したら、次はいよいよ指揮を執るクラブを選びましょう。リーグ覇者を率いて結果を求められる立場に挑むのか、それとも発展途上のクラブを率いて上位進出を目指すのか。選ぶクラブによって、マネジメントの難しさや楽しさは大きく変わってきます。
チェルシー:完成度の高い戦力と安定した戦略を持つ、WSL屈指の強豪クラブです。強豪として勝利が求められ続ける戦いに挑むことになります。
ブライトン&ホーヴ・アルビオン:育成と投資を積極的に行い、近年着実に力を伸ばしてきたクラブです。若手選手を育てながら、チームとしてさらに上の段階を目指せるでしょう。

レスター・シティ:下部リーグから着実に実績を積み上げてきた歴史を持つクラブです。その勢いと結束力を、安定した勝利へとつなげられるかが問われます。
おすすめのクラブ(WSL2)
2025-26シーズン終了後には、WSL2から少なくとも2クラブがWSLへ昇格します。ここからトップリーグに進出できるか、あなたの手腕が問われます。
クリスタル・パレス:地域との結びつきが強く、着実に力をつけてきたクラブです。WSL昇格、そして定着を見据えたチーム作りがテーマとなります。
チャールトン・アスレティック:年々安定した成績を残し、WSL昇格もいよいよ現実味を帯びてきているクラブです。トップリーグでも戦えるチームへ成長させられるかが鍵となります。
シェフィールド・ユナイテッド:育成と競争力の両立を掲げ、存在感を高めつつあるクラブです。勢いを確かな結果へと結びつけられるかが、監督の腕の見せ所です。

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