その1:勝負を分ける一戦を見極める
終盤戦では、限られた数試合がシーズンの行方を大きく左右します。優勝争いのライバルや直接の順位争い、過密日程の中での難しい試合などは、特にリスクが高いと言えるでしょう。
こうした試合こそ、全力で向き合うべき重要な一戦です。入念な準備と的確な分析が、勝利への大きな後押しとなります。
対策の方法はさまざまです。対戦相手のレポートを確認する、実際の試合を視察する、チームや選手への指示を調整する、トレーニング内容を見直すなど、いずれも有効な手段です。どの方法を選ぶにしても、終盤の重要な局面では、ちょっとした工夫が結果を大きく左右します。
その2:コンディション管理
現代のサッカーは、かつてないほど過酷になっています。
移動距離や試合日程、試合強度といった要素は、いずれも選手のコンディションや故障のリスク、さらには全体的なスタミナに大きく影響します。そして、これらの負担はシーズンが進むにつれてさらに大きくなっていきます。
疲労や故障のリスクを完全にゼロにすることはできません。しかし、『FM26』では、それによって勝点を落とす場面を減らすことは可能です。
医療センターでは、どの選手が故障しやすい状態にあるのかを把握できます。この情報を踏まえ、医療チームの助言に耳を傾け、迅速に対応することで、シーズンの重要な局面で主力選手を欠くリスクを抑えられます。

複数の大会を並行して戦い、週3試合のペースが続く場合は、可能な限り試合間に休養を挟むことが重要です。
トレーニングスケジュールをこまめに確認し、試合の合間に休養を設定することで、この重要な時期におけるコンディションを最適に保つことができます。

故障のリスクが高い選手に過度な負荷をかけるのは禁物です。トレーニング負荷を調整し、出場時間を管理しながら、本当に重要な試合に優先的に起用できる状態にしましょう。選手プロフィール画面のフィットネスパネルでは、各選手の身体的コンディションを詳しく確認できます。この情報を参考にトレーニング量と出場試合を決めましょう。

その3:チームの空気を整える
これまでもお伝えしてきた通り、『FM』において士気は非常に重要です。士気はチームのダイナミクスや結束力、トレーニングの質、コンディション、そして試合準備やパフォーマンスにまで大きく影響します。
シーズン終盤に差しかかると、疲労の蓄積やパフォーマンスの低下によって、チーム全体の満足度に悪影響が出る可能性があります。さらに、移籍の噂なども重なり、チームの雰囲気が不安定になりやすい時期でもあります。そのため、この時期に備えてチームの士気を最高の状態に保っておくことが重要です。
終盤戦に向けて士気を高め、維持するためには、以下のような取り組みが有効です:
- キャプテンやチームリーダーの満足度を高く保つ
- トップチームに限らず、チーム全体で不満や懸念を抱えている選手と話す
- チームミーティングを行い、シーズンの目標を再確認する
- 好調な選手をメディアで積極的に称賛する
- 不満や懸念を抱えている選手と話す
- トレーニングにチームの結束や地域支援活動を取り入れる
- モチベーションやメンタル指導能力の高いコーチを補強する
ダイナミクス画面では、不満を抱えている選手を一目で把握でき、チームの状態を素早く確認することができます。また、チーム内の序列も確認できるため、リーダーや影響力のある選手がしっかりとモチベーションを維持し、チームに良い影響を与えているかを見極めることができます。

その4:選手とのコミュニケーション
選手と直接コミュニケーションを取ることは、とても重要です。
シーズンも終盤に差しかかり、選手たちは疲労が蓄積しています。 心身ともに消耗し、すでにオフの計画を思い描いている選手もいるかもしれません。しかし今こそ、チームには彼らの力が必要であり、同時に彼らにとってもあなたの存在が必要です。選手によって求められる対応は異なります。肩を叩いて励ますことで力を発揮する選手もいれば、公の場での称賛を必要とする選手、あるいはパフォーマンスやトレーニング内容に問題がある場合には、厳しく指摘や警告が必要な選手もいます。
いずれにしても、マネジメントの巧拙が結果を大きく左右します。適切なアプローチができれば、あなたの言葉は選手にしっかりと届き、ここ一番の場面で期待以上の働きを見せてくれるでしょう。

その5:戦術の習熟度
シーズンを通して同じ戦術を使ってきたのであれば、戦術の習熟度はすでに高い状態にあるはずです。
では、ほかの戦術についてはどうでしょうか。必ずしも複数の戦術を使い分ける必要はありませんが、戦術画面にあらかじめ設定しておくことで、戦術習熟度をさらに高めることができます。また、試合中や試合間の調整では、メインとなる戦術を細かくいじるよりも、慣れている戦術に切り替える方が有効です。
終盤戦で重要になるのは、習熟度です。選手たちがそれぞれの役割や動きをしっかり理解していれば、重要な局面でも迷いなくプレーできるようになります。
その6:戦術の穴を埋める
時に勝利に必要なのは、抜本的な見直しではなく、ひと手間の調整かもしれません。
シーズンを通して比較的うまくいっていたにもかかわらず、突然勝点を落としたり調子を崩したとしても、戦術の根本を見直す必要があるとは限りません。
多くの場合、ほんのわずかな修正だけで問題を解消し、再び流れを引き寄せることができます。こうした改善点を見つけるうえで有効なのが、アシスタントマネージャーによる戦術評価です。
その7:戦術の弱点を突かれない
不調が続き、これまでうまくいっていた戦術が急に機能しなくなったと感じた場合、他チームに戦術が攻略されているかもしれません。
あなたが相手の戦術やフォーメーションを分析しているように、相手もまた、あなたのチームの傾向やパターンを分析しています。
データハブでは、シーズンを通じたフォーメーションの使用傾向を一目で確認できます。 ポゼッション時・非ポゼッション時ともに変化が少ない場合、相手に対策されやすくなり、対応されてしまう可能性が高まります。

さらに一歩踏み込んで分析することも可能です。データハブでは、得点位置やシュート位置、チャンス創出、ピッチ支配率、得点時間帯、クロスの分布といった重要な指標を確認することができます。これらはすべて、チームのプレースタイルや、どこからチャンスが生まれているかを示す重要なヒントになります。
例えば、得点の多くがゴール前に集中していたり、クロスの8割が右サイドから供給されている場合、当然ながら相手の分析担当者もそれを把握しています。
こうした状況を防ぐためには、攻撃の組み立てに変化を加えることが重要です。早めにクロスを上げる指示を出したり、ドリブルを増やすなど普段とは違う指示を出すことで、相手に的を絞らせない攻撃が可能になります。戦術にバリエーションを持たせることで、相手に読まれにくくし、終盤戦でも戦術の鮮度を保つことができるでしょう。

その8:相手のクセを突く
前項とは対照的に、相手を崩せない原因は、自分たちの戦術ではなく、相手の戦術への適応不足にある場合も少なくありません。
自チームの戦い方を理解するのと同じくらい、相手の戦術を把握することも重要です。特に、自チームが苦手としているシステムや、次に対戦する相手がどのような戦い方をしてくるのかを把握しておくことが鍵となります。
シーズンが進むにつれて、対戦相手の傾向やパターンも見えてきます。まずはデータハブで相手チームのフォーメーションを確認し、どの戦術に対して良い結果を残せているのか、そしてどの戦術に苦戦しているのかを把握しましょう。

これにより、さまざまなシステムや戦術に対するチームのパフォーマンスを俯瞰的に捉えることができます。一方で、終盤戦においては、試合ごとの対策も非常に重要になります。そこで役立つのが対戦相手の試合レポートです。スタッフの担当内容の設定からは、特定のスカウトやアナリストに詳細な対戦レポートの作成を任せることができ、試合前にポータルを通じて確認できます。また、これらの情報は試合当日のメニューからも確認でき、次の試合の準備を整えれば、戦術的指示をより具体的に調整することが可能です。
対戦レポートでは、相手がどのフォーメーションをどの程度使用しているかに加え、想定される戦術やプレースタイル、危険なエリア、ゴールやアシストの傾向、そしてチームの強みと弱みまで把握できます。こうした情報を活用することで、より的確な試合準備が可能になるでしょう。

その9:シーズン終盤の整理と決断
シーズン終盤に差しかかると、移籍に関する噂が活発になります。こうした時期に契約を適切に管理できていないと、将来が不透明な選手が増え、チームに悪影響を及ぼす可能性があります。
とはいえ、すべての選手と契約を更新すべきというわけではありません。重要なのは、問題を放置しないことです。主力選手については、可能な限り長期契約でしっかりと引き留めておきましょう。一方で、契約更新の予定がない選手については、チーム内での役割がないのであれば、早い段階でその方針を明確に伝えることが重要です。
曖昧な状態を続けると、選手の不満が高まり、チームの結束に悪影響を及ぼしかねません。この時期は、はっきりとした意思表示を行い、必要であれば関係を整理することが、双方にとって最善の選択となる場合もあります。
また、契約満了を迎える予定の選手を獲得する場合は、契約満了の6か月前から事前契約を結ぶことが可能です。こうした動きは、チームの士気向上にもつながります。特に評価の高い選手であれば、「一緒にプレーできる」という期待がチーム全体に良い影響をもたらすでしょう。

その10:言葉でチームを動かす
普段あまりメディア対応を行わない監督であっても、シーズン終盤は前に出て発信する絶好のタイミングです。
選手たちはあなたの発言に注目していますし、クラブやファンにとっても、あなたの言葉は重要な意味を持ちます。特にファンの満足度は、評価や立場にも影響する要素です。メディアの前で発信することで、監督はより大きな影響力を持つことができます。表に出ずにいるよりも、その効果ははるかに大きいと言えるでしょう。カメラの前に立ち、自分の言葉を届けることが、チームを奮い立たせ、残りのシーズンを戦い抜くための一歩になるかもしれません。

以上、『FM26』でシーズン終盤を乗り切るための10のポイントをご紹介しました。確実な方法や近道はありません。すぐに結果が出る解決策も存在しません。できるのは、チームの成功に向けて、やるべきことをひとつひとつ積み重ねていくことです。そうしてシーズンを終えたとき、自分たちのすべてを出し切ったと胸を張れるはずです。
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